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門扉の鍵

玄関の鍵はもちろんですが、ご家庭の敷地内のその他の出入口にも鍵を取り付けることをおすすめします。
例えば勝手口の扉は外からの出入口になるので鍵がついていたほうがいいでしょう。

門扉にも鍵をつけるのがお勧めです。
門扉は腕を通すと簡単にサムターンを回すことができるタイプがあったりするので鍵がついていようがいまいがあまり意味が無いと感じている人もいるかもしれません。
最初から鍵のついていないタイプの門扉を使っているという人もいるかもしれませんね。

しかし、門扉の鍵は空き巣への抑止効果が期待できます。
門扉に鍵がついていて、しかもその鍵がきちんとロックされていたらこの家は防犯への意識が高くきちんとした家だから侵入は難しいだろう、と泥棒が諦めてくれる可能性があるのです。

門扉にもさまざまなタイプがあります。ドアノブがついていて普通の室内ドアのようにシリンダーの鍵をあけ、内側からサムターンを回して施錠するタイプ。
あるいはハンドル錠タイプの鍵などもあります。

門扉の鍵はその門扉のデザインに合わせて同じメーカーの鍵やデザインの似たものを使っていることが多いです。しかし、門扉自体が非常に古いとメーカーでも同じものが用意できなくなっていたり廃盤になっていることがあります。
そういった場合には別の似たようなデザインのものを取り付けて対応することが多いです。

お風呂の鍵

前回のトイレの鍵は壊れると大変なことになるという話でしたが、今回のお風呂の鍵も同じです。閉じ込められたら出られなくなって大変なことになってしまいます。

さらに、浴室ドアの鍵はトイレの鍵よりもさらに壊れやすいものです。
トイレの鍵は普通に使っていたら15年か20年は問題なく使うことができるものですが、浴室ドアの鍵はそれよりももっと壊れる可能性の高いものです。

浴室は湿気が多く温度の変化も激しいために鍵などの部品が壊れる可能性が高いのです。
鍵があかなくなったり、鍵をかけたつもりじゃなかったのにいつのまにかロックされていたなんてことになってもおかしくありません。
お風呂に閉じ込められてしまって誰にも助けを呼べなかったらそのまま誰かに気づかれるまで閉じ込められたままになってしまいます。

実際鍵屋仲間でお風呂に閉じ込められた人がいました。その人はその日引っ越してきたばかりで、お風呂の鍵が壊れやすそうだということは気づいていました。しかし、道具など荷物にしまったままだったのでそのうちなおそうとおもっていました。
ところが、運悪くその日お風呂に入った時に鍵が勝手にかかって閉じ込められたそうです。
仕方なくお風呂の窓から全裸でよじ登って外に出たそうです。
夜中ということもあって誰にも見られなかったそうですが、何かあったらそれこそ一大事になっていたと話していました。

よく故障する鍵

玄関の鍵はよく故障するということを前回ご紹介しました。
玄関の他にも家の中の鍵でよく故障する箇所があります。

それはトイレの鍵です。
トイレの鍵にはいろいろなタイプがあります。
たとえばドアノブタイプでトイレの内側からボタン状になっているところをプッシュして鍵をしめて、開けるときはドアノブをひねると開けられるタイプのもの。

お店や公衆トイレによくあるのはスライド式のもの。
レバーハンドルタイプでサムターンをまわして開けたり閉めたりするタイプのもの。いろいろです。

これらのトイレの鍵は普通に使っていて15年から20年ほどで寿命がやってくると考えたほうがいいでしょう。
現在住んでいるお家の築年数がそれくらい経っているのであればそろそろ鍵の修理や交換を依頼しましょう。
そのまま使っているといつ故障してもおかしくありません。

トイレに入っているときに鍵が壊れて内側からも外からも開けられなくなってしまうということもあります。
もし家に人がいなかったらトイレの中に閉じ込められたまま出られなくなってしまいます。
手遅れになる前に鍵屋さんに相談しましょう。

実際にトイレの中で何時間も過ごしてやっと開けてもらえたという人がこれまで何人もいました。
一人暮らしをしていて20時間トイレに閉じ込められていたという人もいるのです。

ドアの鍵の不具合

鍵の故障もお客様から相談されることが多いです。
特に玄関の鍵は使用する頻度が高いため、長年使っているとどうしても調子が悪くなってくることがあります。

鍵をさしたときにささりにくい、抜けにくい、回しにくいなどの症状があったら鍵が壊れている可能性が非常に高いです。
また、レバーハンドルタイプのドアノブで常に下がった状態のまま上がらなくなっていてドアの開け閉めがしづらくなっているなどの故障が考えられます。

こういった故障の原因の一番が経年劣化によるものです。どんなに大切に使っていても10年20年とたった建物の鍵や錠は消耗してきています。
古い鍵はそれだけでなく、防犯性能においても問題が生じている可能性があります。20年前は最新の防犯設備だったとしても現在では古くなっていて最近の犯罪には対応しきれない可能性がでてきます。

こういった場合、鍵屋では鍵を高性能の鍵に交換し、ガードプレートを新しく取り付けるなどの対応も行っています。

特注の玄関の鍵も交換や修理に対応することが可能です。特に特注の木製ドアなどは重たくなっているのでその重さにドアヒンジなどが耐えられなくなって正常に動作しなくなることがあるのです。
特注のドアに対してもそのドアにぴったりのレバーハンドルやドアノブを選び、新しく取り付けします。