お風呂の鍵

前回のトイレの鍵は壊れると大変なことになるという話でしたが、今回のお風呂の鍵も同じです。閉じ込められたら出られなくなって大変なことになってしまいます。

さらに、浴室ドアの鍵はトイレの鍵よりもさらに壊れやすいものです。
トイレの鍵は普通に使っていたら15年か20年は問題なく使うことができるものですが、浴室ドアの鍵はそれよりももっと壊れる可能性の高いものです。

浴室は湿気が多く温度の変化も激しいために鍵などの部品が壊れる可能性が高いのです。
鍵があかなくなったり、鍵をかけたつもりじゃなかったのにいつのまにかロックされていたなんてことになってもおかしくありません。
お風呂に閉じ込められてしまって誰にも助けを呼べなかったらそのまま誰かに気づかれるまで閉じ込められたままになってしまいます。

実際鍵屋仲間でお風呂に閉じ込められた人がいました。その人はその日引っ越してきたばかりで、お風呂の鍵が壊れやすそうだということは気づいていました。しかし、道具など荷物にしまったままだったのでそのうちなおそうとおもっていました。
ところが、運悪くその日お風呂に入った時に鍵が勝手にかかって閉じ込められたそうです。
仕方なくお風呂の窓から全裸でよじ登って外に出たそうです。
夜中ということもあって誰にも見られなかったそうですが、何かあったらそれこそ一大事になっていたと話していました。